さて初級編ということで、今回も単純な判定の話になります。

現役のKOF98プレイヤーであれば頭では理解できていなくとも、
なんとなくやっていることや経験上で知識として持っている人は多いかと思います。
今回はそれを説明していきたいと思います。



まずこの画像、京の遠Aとリョウの遠B、それぞれお互いに主力の牽制技ですね。
判定勝負初級編
よく見ると、京の食らい判定はかなり高い位置にありますね。
なんか京の遠Aが勝ちそうに見えませんか?
そのまま、リョウの遠Bが最も活きる距離まで近付いてみます。


すると、予想通り京の遠Aが勝ってしまいました。
判定勝負初級編5
こんなに近くてもちゃんと勝ってますね。答えは高低差にあります。
京の食らい判定が高いため、
これにリョウの遠Bの攻撃判定が数値上絶対に届くことはありません。
ですので、一方的に潰すべくして潰しているのです。偶然ではありません、必然です。
※京の本体の食らい判定に遠Bが到達すると当然相打ちになります。


そして補足として、こういうのもあります。
判定勝負初級編1
これもリョウの遠Bを一方的に潰しています。
が、これは高低差を利用しているわけではありません。
単に攻撃判定の突出している長さで潰しているだけなのです。
これは入門編で説明した通り。


なので、リョウの遠Bの間合いだと
判定勝負3
当然相打ちしてしまいます。
ここで結論として出されるのが、リョウの遠Bには屈Aよりも遠Aの方が有効だということ。
ジャンプ防止にもなりますしね。


しかし、だからといって全てがそうだとも限りません。
判定勝負初級編8
社の遠Bの攻撃判定の下側が数値上、
京の屈Aの食らい判定上側に届くことがありませんので、これも必然なのです。


逆に遠Aだと、お互いに高低差で一方的に勝つようにはなっていないので…
判定勝負初級編7
このまま近付いていくと突出差の勝負になります。
この場合は社に分がありますね。


高低差は面白いもので、こんな技でも一方的に潰せてしまいます。
判定勝負初級編9
高低差で勝つということは、こういうことなんですよね。



他にも、こういうのも高低差を利用しているといえるでしょう。
判定勝負初級編10
ラルフの屈Cの攻撃判定下側が地上から32ドット
一方京の屈Bの食らい判定上側は31ドット
技部分同士での判定勝負ではお互いに空振ってしまいます。


が、注目してみてください。
判定勝負初級編12
ラルフの屈Cは京の本体食らい判定までまだ数ドットあります。


しかし、京の屈Bの方は…
判定勝負初級編11
ラルフの本体食らい判定に、あと1ドットで到達します。



ですのでもうほんの少し踏み込むと、
判定勝負初級編13
当然こうなりますよね。
わざわざこの技で屈Cを潰さなくてはいけないと言っているわけではなく、
ここでお伝えしたいのが、密接した攻防でも複雑に絡み合って意外な部分で勝っているということ。
判定をよく理解していない人はこういったことにまで気付かないでしょうし、
「技を繰り出している部位の食らい判定に当てて勝っているんだ」と解釈してしまいかねません。




長くなりましたが今回は高低差で勝つ、を説明していきました。
まだまだ面白い高低差で勝っている判定勝負はありますが、
わかりやすくよくある技やシチュエーションでを取り上げました。
まだまだ深く突っ込んだ判定について、中級編や上級編も記事にしていく予定です。
少しでも判定について興味を持たれたら嬉しいですね。