ご無沙汰しております、そろそろ更新しようとは思いつつも忙しくて滞ってしまいました。
ひっそりとマイペースに更新していくつもりが、
とても多くのアクセスを頂いたようで驚いたのと同時に、
このブログを含め生きている証としてこれは更新しなくてはと筆をとった次第です。
ハイペースで更新してしまうとネタもなくなってしまいますし、
今後もこのままマイペースに更新していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
今回は初級者~中級者の対戦で絶大な効果を発揮するアッパー(屈C)対空について、
主要キャラごとに分けて説明していきます。
まずはリョウのアッパー対空から。
↑は一枚目。発生が2Fと異例の速さで、横に強いですね。
そして一枚目の後に、二枚目が発生します。
↑が二枚目。判定自体は弱いわけではありませんが、別段強いわけでもありませんね。
どちらかといえばこの二枚目の判定の方がアッパーらしいモーションと判定をしています。
暴れ技としても強く対空技としても強い、この技自体の強みは発生の速さにあります。
一枚目は発生が2Fで二枚目でも発生が4Fと速く、打ち負けにくい速さです。
よっぽどこちらの判定が弱くないか、もしくは相手の技の判定が強すぎるでもない限り、
一方的に負けることは少なく、相打ち以上が見込めます。
が、題名の通り「アッパー対空を斬る!」ということですので、
ここからはその対策を説明していきます。
いきなりですが、まずこの技の弱点や対策になる点を列挙。
・一枚目の攻撃判定が低い
・二枚目の発生が4Fから
・出かかりが至って普通
と、列挙していることも至って普通ですね。
強いのは確かなのですが、発生が速いのと一枚目が横にそれなりに強い程度で、
あとは至って普通の性能をしています。
ではこの技を斬っていきます。
まず一枚目。
対空に用いる割に攻撃判定が低い、そして腕の食らい判定の方が高い点に注目。
そして出かかりは姿勢が低くなることもなく、最初から高い。
↑は出かかり。
※先に述べておきますが、出かかりがごく普通であるがために一方的に潰せるのです。
そして二枚目の発生は4Fと、少し発生までフレームを要します。
後述しますが、実は主にこの二枚目が対空技として機能しているのですよね。
判定勝負で勝つ方法はいくつかありますが、今回は二枚目が出るまでに潰す方法を説明します。
要するに、二枚目が出る前に叩くと。
説明に使うのはこのキャラのこの技。
↑庵のジャンプCですね。
この技、実は高性能で見た目通りマジ卍なんですがそれはまたおいおい記事を検討。
リョウの屈Cの出かかりにもしっかりと当たるのはもちろんのこと、
↑のように一枚目にもしっかりと当たります。
重要なのが、庵が一方勝ちできている点。
先ほど列挙した弱点を突いて、判定勝負をしたわけなのです。
まず出かかりが低くなるわけでもありませんので、
ここに庵のジャンプCが当たればもちろん一方勝ち。
そしてここが重要で、屈Cの一枚目の攻撃判定が低くそして食らい判定の方が高いがゆえに、出かかり~一枚目までの間のどこでも、庵のジャンプCが数値上絶対に潰されることがないのです。
実戦してみて潰されてしまう場合はジャンプCの攻撃判定を出す高さが低いと思われます。
高さを利用して高低差で一方勝ちしているケースですので、
早出し気味でないと成立しません。
そして、早出し気味で出したこのジャンプCはしっかりと近Cが連続ヒットもします。
早出し気味ということは、小足対空が取られないか気になる方も多いと思います。
実はこのタイミング、小足対空すらも潰してしまうんです。
いいこと尽くしですね。
庵を例に挙げたのは、よくある組み合わせのほか、庵は展開の早い仕掛けができますので、
いくら発生の速いリョウのアッパーだとしても安定して対空を取るのは容易ではなく、
対空に使える部分が発生4Fである二枚目に頼ることになってしまいますのでかなり神経を使います。
反応良く二枚目を出されると相打ち以上になるので相手の反応次第にはなってきますが、
一枚目までのあいだであれば数値上は一方勝ちが可能であるということです。
私も実戦でこの潰し方を狙いますが、
やはり屈C対空の二枚目で何度も完璧に反応しきるのは難しく、
相手の反応速度込みでみても、実戦で使える範囲内だと感じています。
つまりリョウ側としてはアッパーのような簡易対空技に頼るよりも、
発生後も無敵のある強虎砲できっちりと対空をとるのがベストです。
しかしそれが出来れば苦労しませんし、強虎砲で毎回確実に落とすのは難しいです。
なのでこのワンボタンで出るアッパー対空に頼ってしまうんですけどね。。
そもそもが、リョウの屈Cの一枚目が対空には充分に使える性能ではないということです。
リョウでアッパー対空をする場合はこの点に気を付けたいですね。
話を戻して、何よりも庵側は最大リターンが取れますので、
一度や二度失敗してもリターンに分があります。
あえてこの方法(高低差)で潰すケースをご紹介したのは、リターンの差が大きいからです。
もちろん、庵のジャンプCでないといけないわけではありません。
高低差で勝てていれば、このようにジャンプ吹っ飛ばしでも可能なのです。
そして最後に、凡ではありますが一応はこういう至って普通の潰し方も可能です。
一枚目は高低差で避けつつ、単純に突出差で二枚目に一方勝ちしています。
アッパー潰しといえばこれを思い浮かべるKOF98プレイヤーは多いのではないでしょうか。
無難な選択肢ですがこれのデメリットは、高低差を利用していないので
庵本体の食らい判定にアッパーの二枚目が届いてはいけない点と、
突出差を利用するためかなり離れたところから仕掛けないといけない点。
そしてもう一つは、離れたところから仕掛けるがために地上技に繋ぐことが非常に難しい点。
ジャンプ吹っ飛ばしで潰してダウンを取る、くらいのメリットはありますが。
あまりリターンが見込めませんので同じ潰すなら突出差ではなく高低差を利用して潰す、と。
高低差を利用して…、
アッパー対空を斬る!
リョウのアッパー対空程度であれば高低差を利用して潰せるジャンプ攻撃は少なくありません。
この潰し方の難しいところは、早出し具合をしっかりと覚え込ませないといけないことです。
そして具体的には上級編で説明する予定ですがこのような判定勝負を含め他にも、
当たり前ではありますが様々なケースで技の持続がとても重要になってきます。
またいつになるかわかりませんが、
別のキャラのアッパー対策を掲載していきたいと思います。
長くなりましたが、ご愛読ありがとうございました。
ひっそりとマイペースに更新していくつもりが、
とても多くのアクセスを頂いたようで驚いたのと同時に、
このブログを含め生きている証としてこれは更新しなくてはと筆をとった次第です。
ハイペースで更新してしまうとネタもなくなってしまいますし、
今後もこのままマイペースに更新していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
今回は初級者~中級者の対戦で絶大な効果を発揮するアッパー(屈C)対空について、
主要キャラごとに分けて説明していきます。
まずはリョウのアッパー対空から。
↑は一枚目。発生が2Fと異例の速さで、横に強いですね。
そして一枚目の後に、二枚目が発生します。
↑が二枚目。判定自体は弱いわけではありませんが、別段強いわけでもありませんね。
どちらかといえばこの二枚目の判定の方がアッパーらしいモーションと判定をしています。
暴れ技としても強く対空技としても強い、この技自体の強みは発生の速さにあります。
一枚目は発生が2Fで二枚目でも発生が4Fと速く、打ち負けにくい速さです。
よっぽどこちらの判定が弱くないか、もしくは相手の技の判定が強すぎるでもない限り、
一方的に負けることは少なく、相打ち以上が見込めます。
が、題名の通り「アッパー対空を斬る!」ということですので、
ここからはその対策を説明していきます。
いきなりですが、まずこの技の弱点や対策になる点を列挙。
・一枚目の攻撃判定が低い
・二枚目の発生が4Fから
・出かかりが至って普通
と、列挙していることも至って普通ですね。
強いのは確かなのですが、発生が速いのと一枚目が横にそれなりに強い程度で、
あとは至って普通の性能をしています。
ではこの技を斬っていきます。
まず一枚目。
対空に用いる割に攻撃判定が低い、そして腕の食らい判定の方が高い点に注目。
そして出かかりは姿勢が低くなることもなく、最初から高い。
↑は出かかり。
※先に述べておきますが、出かかりがごく普通であるがために一方的に潰せるのです。
そして二枚目の発生は4Fと、少し発生までフレームを要します。
後述しますが、実は主にこの二枚目が対空技として機能しているのですよね。
判定勝負で勝つ方法はいくつかありますが、今回は二枚目が出るまでに潰す方法を説明します。
要するに、二枚目が出る前に叩くと。
説明に使うのはこのキャラのこの技。
↑庵のジャンプCですね。
この技、実は高性能で見た目通りマジ卍なんですがそれはまたおいおい記事を検討。
リョウの屈Cの出かかりにもしっかりと当たるのはもちろんのこと、
↑のように一枚目にもしっかりと当たります。
重要なのが、庵が一方勝ちできている点。
先ほど列挙した弱点を突いて、判定勝負をしたわけなのです。
まず出かかりが低くなるわけでもありませんので、
ここに庵のジャンプCが当たればもちろん一方勝ち。
そしてここが重要で、屈Cの一枚目の攻撃判定が低くそして食らい判定の方が高いがゆえに、出かかり~一枚目までの間のどこでも、庵のジャンプCが数値上絶対に潰されることがないのです。
実戦してみて潰されてしまう場合はジャンプCの攻撃判定を出す高さが低いと思われます。
高さを利用して高低差で一方勝ちしているケースですので、
早出し気味でないと成立しません。
そして、早出し気味で出したこのジャンプCはしっかりと近Cが連続ヒットもします。
早出し気味ということは、小足対空が取られないか気になる方も多いと思います。
実はこのタイミング、小足対空すらも潰してしまうんです。
いいこと尽くしですね。
庵を例に挙げたのは、よくある組み合わせのほか、庵は展開の早い仕掛けができますので、
いくら発生の速いリョウのアッパーだとしても安定して対空を取るのは容易ではなく、
対空に使える部分が発生4Fである二枚目に頼ることになってしまいますのでかなり神経を使います。
反応良く二枚目を出されると相打ち以上になるので相手の反応次第にはなってきますが、
一枚目までのあいだであれば数値上は一方勝ちが可能であるということです。
私も実戦でこの潰し方を狙いますが、
やはり屈C対空の二枚目で何度も完璧に反応しきるのは難しく、
相手の反応速度込みでみても、実戦で使える範囲内だと感じています。
つまりリョウ側としてはアッパーのような簡易対空技に頼るよりも、
発生後も無敵のある強虎砲できっちりと対空をとるのがベストです。
しかしそれが出来れば苦労しませんし、強虎砲で毎回確実に落とすのは難しいです。
なのでこのワンボタンで出るアッパー対空に頼ってしまうんですけどね。。
そもそもが、リョウの屈Cの一枚目が対空には充分に使える性能ではないということです。
リョウでアッパー対空をする場合はこの点に気を付けたいですね。
話を戻して、何よりも庵側は最大リターンが取れますので、
一度や二度失敗してもリターンに分があります。
あえてこの方法(高低差)で潰すケースをご紹介したのは、リターンの差が大きいからです。
もちろん、庵のジャンプCでないといけないわけではありません。
高低差で勝てていれば、このようにジャンプ吹っ飛ばしでも可能なのです。
そして最後に、凡ではありますが一応はこういう至って普通の潰し方も可能です。
一枚目は高低差で避けつつ、単純に突出差で二枚目に一方勝ちしています。
アッパー潰しといえばこれを思い浮かべるKOF98プレイヤーは多いのではないでしょうか。
無難な選択肢ですがこれのデメリットは、高低差を利用していないので
庵本体の食らい判定にアッパーの二枚目が届いてはいけない点と、
突出差を利用するためかなり離れたところから仕掛けないといけない点。
そしてもう一つは、離れたところから仕掛けるがために地上技に繋ぐことが非常に難しい点。
ジャンプ吹っ飛ばしで潰してダウンを取る、くらいのメリットはありますが。
あまりリターンが見込めませんので同じ潰すなら突出差ではなく高低差を利用して潰す、と。
高低差を利用して…、
アッパー対空を斬る!
リョウのアッパー対空程度であれば高低差を利用して潰せるジャンプ攻撃は少なくありません。
この潰し方の難しいところは、早出し具合をしっかりと覚え込ませないといけないことです。
そして具体的には上級編で説明する予定ですがこのような判定勝負を含め他にも、
当たり前ではありますが様々なケースで技の持続がとても重要になってきます。
またいつになるかわかりませんが、
別のキャラのアッパー対策を掲載していきたいと思います。
長くなりましたが、ご愛読ありがとうございました。