こんばんは。
秋をすっ飛ばして冬を感じさせるような寒さになってきました。
読書の秋、食欲の秋、今年はそのようなものはありませんでした(泣
今回は、意外と知られていない(?)打撃投げの正確な回避方法についてお話していきます。
投げといっても所詮は打撃なので、0F投げのように掴んでロックしてしまうことはありません。
実戦向けに、例として強力な打撃投げである極限流連舞脚(以下連舞脚)で説明をしていきます。
連舞脚は、発生までの11F間は無敵になっており、
これを対策していなければ割り込みや暴れとして強力なものとなってしまいます。
追撃を含めるとダメージも大きく、この技に苦しめられている人も多いのではないでしょうか。
なかでも、
「ロバートが壁になって前転で回り込めない!」
このような体験をされた人はかなりいらっしゃるかと思います。
これについても合わせて説明していきたいと思います。
まず最初に、キャラクターには攻撃判定や食らい判定の他に、存在(接触)判定というものがあります。
これはどのようなものかというと、主にキャラ同士が接触した場合に影響し、
お互いに前進し続けても入れ替わることがありません。
水色の枠が存在(接触)判定。
キャラの外目はさておき、この内部の存在(接触)判定が表示されている限り、
お互いに前進し続けていてもぶつかり合うだけで位置が入れ替わることはありません。
ではなぜ前転すると位置を入れ替えられるのかというと、
存在(接触)判定である水色の枠が黒色の枠に変わることで、
このように内部では相手の存在(接触)判定とぶつかり合うことがなくなります。
前転する前にはあった京の存在(接触)判定が黒枠に変わり、
ロバートの存在(接触)判定を無視して回り込もうとしているのが見て取れます。
このように無事、前転で位置を入れ替えることに成功しました。
前転で反対側に回るというのは、内部ではこのようになっているのです。
これが打撃投げに対してどのように影響するのかというと、ここからが本題です。
前転や後転中に投げられると、このように存在(接触)判定が黒色から水色の枠に戻ります。
つまり存在(接触)判定が復活する、ということでしょうか。
なので、打撃投げを前転や後転で回避する際は知っておくべき事柄があります。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、打撃投げを前転や後転で回避する場合は、
・前転で回避する場合は遅めに(引き付けて)前転する
・後転で回避する場合は早めに後転する
このような感じで意識して回避していると思います。
ざっくりとこのようなタイミングで回避すればとりあえずはOKなのですが、
さらに正確に回避してもらうために、今回は内部でどのようになっているのかを説明していきます。
まずロバートが壁になって回り込めない!という前転での正しい回避方法の説明から。
さきほどもいったように、前転中に投げられると水色の枠が復活してしまいます。
前転で回り込む前に連舞脚が成立した場合はこのようになります。
つまり存在(接触)判定が出現してしまったがために、回り込むことができません。
前転の硬直に連舞脚の二段目がヒット。
「前転してるのに壁になって邪魔された!」とついロバートのせいにしてしまいがち。
しかし、仕組みを理解すると自らの行いのせいで回り込めていないことがわかります。
ロバートは何も悪くありません。
では正しく回避するにはどうすればいいのかというと、
連舞脚が成立してから前転することで回り込むことができます。
こうすることで存在(接触)判定が水色の枠に戻ることがありません。
無事に回り込むことができました。
引き付けて前転、とは具体的には内部でこのようになっています。
これをきちんと理解して前転すれば、ロバートが壁になることはないのです。
次に後転。
前転と同じように連舞脚が成立してから後転すると、痛い目に遭います。
ロバートの水色の枠と、京の黒色の枠に注目。お互いに少し重なっていますね。
つまり、目の前に障害物(存在判定)がないのでかなりの前進を許してしまっているということです。
なのでロバートとの距離も近く、後転の硬直に二段目が当たってしまいました。
前転と同じタイミングで避けるとこのようになります。
ではどのようなタイミングで避ければいいのかというと、
投げられる前(投げが成立する前)に後転し、
後転中に投げてもらうことで存在(接触)判定を戻してもらいます。
黒色の枠から水色の枠に変わりました。
ロバートは連舞脚の動作でガンガン前進していきますが、
京に存在(接触)判定があるためぶつかり合い、それほど大きく前進することができません。
つまりあとから投げてもらうことであえて存在(接触)判定を復活させ、
ロバートの前進を最小限に食い止めることで距離を保ち、
このように連舞脚の二段目が届かない絶妙な位置で後転を終えることができるのです。
このあとは続けて前転することで三段目以降を回避し、背後から連続技を叩きこめます。
ちなみに、仮に二段目が届くほど近くなってしまっていても、
早めに後転することで連舞脚の攻撃判定と後転の硬直とがバッティングしないようになっています。
お分かりいただけたでしょうか。
長くなってしまいましたが、打撃投げを前転や後転で回避する場合はこのようになります。
厄介で強力な連舞脚を正しく回避できれば、他の打撃投げは遅るるに足りません。
正しく理解することで回避成功率を高め、そして勝率にも直結することでしょう。
打撃投げを回避する際の手助けになれば幸いでございます。
ご精読ありがとうございました。
秋をすっ飛ばして冬を感じさせるような寒さになってきました。
読書の秋、食欲の秋、今年はそのようなものはありませんでした(泣
今回は、意外と知られていない(?)打撃投げの正確な回避方法についてお話していきます。
投げといっても所詮は打撃なので、0F投げのように掴んでロックしてしまうことはありません。
実戦向けに、例として強力な打撃投げである極限流連舞脚(以下連舞脚)で説明をしていきます。
連舞脚は、発生までの11F間は無敵になっており、
これを対策していなければ割り込みや暴れとして強力なものとなってしまいます。
追撃を含めるとダメージも大きく、この技に苦しめられている人も多いのではないでしょうか。
なかでも、
「ロバートが壁になって前転で回り込めない!」
このような体験をされた人はかなりいらっしゃるかと思います。
これについても合わせて説明していきたいと思います。
まず最初に、キャラクターには攻撃判定や食らい判定の他に、存在(接触)判定というものがあります。
これはどのようなものかというと、主にキャラ同士が接触した場合に影響し、
お互いに前進し続けても入れ替わることがありません。
水色の枠が存在(接触)判定。
キャラの外目はさておき、この内部の存在(接触)判定が表示されている限り、
お互いに前進し続けていてもぶつかり合うだけで位置が入れ替わることはありません。
ではなぜ前転すると位置を入れ替えられるのかというと、
存在(接触)判定である水色の枠が黒色の枠に変わることで、
このように内部では相手の存在(接触)判定とぶつかり合うことがなくなります。
前転する前にはあった京の存在(接触)判定が黒枠に変わり、
ロバートの存在(接触)判定を無視して回り込もうとしているのが見て取れます。
このように無事、前転で位置を入れ替えることに成功しました。
前転で反対側に回るというのは、内部ではこのようになっているのです。
これが打撃投げに対してどのように影響するのかというと、ここからが本題です。
前転や後転中に投げられると、このように存在(接触)判定が黒色から水色の枠に戻ります。
つまり存在(接触)判定が復活する、ということでしょうか。
なので、打撃投げを前転や後転で回避する際は知っておくべき事柄があります。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、打撃投げを前転や後転で回避する場合は、
・前転で回避する場合は遅めに(引き付けて)前転する
・後転で回避する場合は早めに後転する
このような感じで意識して回避していると思います。
ざっくりとこのようなタイミングで回避すればとりあえずはOKなのですが、
さらに正確に回避してもらうために、今回は内部でどのようになっているのかを説明していきます。
まずロバートが壁になって回り込めない!という前転での正しい回避方法の説明から。
さきほどもいったように、前転中に投げられると水色の枠が復活してしまいます。
前転で回り込む前に連舞脚が成立した場合はこのようになります。
つまり存在(接触)判定が出現してしまったがために、回り込むことができません。
前転の硬直に連舞脚の二段目がヒット。
「前転してるのに壁になって邪魔された!」とついロバートのせいにしてしまいがち。
しかし、仕組みを理解すると自らの行いのせいで回り込めていないことがわかります。
ロバートは何も悪くありません。
では正しく回避するにはどうすればいいのかというと、
連舞脚が成立してから前転することで回り込むことができます。
こうすることで存在(接触)判定が水色の枠に戻ることがありません。
無事に回り込むことができました。
引き付けて前転、とは具体的には内部でこのようになっています。
これをきちんと理解して前転すれば、ロバートが壁になることはないのです。
次に後転。
前転と同じように連舞脚が成立してから後転すると、痛い目に遭います。
ロバートの水色の枠と、京の黒色の枠に注目。お互いに少し重なっていますね。
つまり、目の前に障害物(存在判定)がないのでかなりの前進を許してしまっているということです。
なのでロバートとの距離も近く、後転の硬直に二段目が当たってしまいました。
前転と同じタイミングで避けるとこのようになります。
ではどのようなタイミングで避ければいいのかというと、
投げられる前(投げが成立する前)に後転し、
後転中に投げてもらうことで存在(接触)判定を戻してもらいます。
黒色の枠から水色の枠に変わりました。
ロバートは連舞脚の動作でガンガン前進していきますが、
京に存在(接触)判定があるためぶつかり合い、それほど大きく前進することができません。
つまりあとから投げてもらうことであえて存在(接触)判定を復活させ、
ロバートの前進を最小限に食い止めることで距離を保ち、
このように連舞脚の二段目が届かない絶妙な位置で後転を終えることができるのです。
このあとは続けて前転することで三段目以降を回避し、背後から連続技を叩きこめます。
ちなみに、仮に二段目が届くほど近くなってしまっていても、
早めに後転することで連舞脚の攻撃判定と後転の硬直とがバッティングしないようになっています。
お分かりいただけたでしょうか。
長くなってしまいましたが、打撃投げを前転や後転で回避する場合はこのようになります。
厄介で強力な連舞脚を正しく回避できれば、他の打撃投げは遅るるに足りません。
正しく理解することで回避成功率を高め、そして勝率にも直結することでしょう。
打撃投げを回避する際の手助けになれば幸いでございます。
ご精読ありがとうございました。